アーティチョークの説明

アーティチョーク(和名:チョウセンアザミ)
Artichoke(Cynara scolymus)
キク科チョウセンアザミ属 多年草

 チョウセンアザミ属は、地中海沿岸地域一帯から北アフリカ西岸のカナリア諸島に、10種類ほどが分布している。
アーティチョークは、原種がよく知られておらず、地中海沿岸を中心とした地域が原種といわれる。
葉は緑色、裏面は軟毛におおわれ白色、大型の鋸歯状で、互生する。草丈は1〜1.2mほど。茎の途中から脇芽が出て、初夏から太くかたい茎になり、数個のつぼみをつける。赤紫色の頭花は、径15cmほどで、アザミの花を巨大化した形に似る。耐寒性はあるが、高温多湿に弱く、この時期に株が枯死する場合が多い。

アーティチョークの利用法

アーティチョークの収穫したつぼみは、30〜40分塩茹でして、ニンニク、タマネギをすしおろし、オリーヴ油、レモン汁、塩、コショウを混ぜ合わせたソースで食べるとおいしい。ガクを1枚ずつはがして、そのままオーブンで焼いても、サラダやマリネ、料理のつけあわせにすると、独特の風味でおいしいです。