ディルの説明
ディル(和名:ヒメウイキョウ)Dill(Anethum graveolens)
セリ科イノンド属 1年草 2年草
【種子】
茶褐色で、2〜3mmほどの扁平状。
【種子まきの時期】
春まき:3月下旬から5月 秋まき:9月から10月
実入りのよい種子や、味、香りのよい生葉をとるには、秋まきがよい。
【鉢、プランターでの栽培方法】
鉢、プランターに直まき、または育苗する。鉢は5号から7号鉢(素焼きの深鉢が最適)、プランターは20g入りが大きさの目安。
【土の目安】
畑土または黒土50%、堆肥10%、腐葉土20%、バーミキュライトまたは中粒の鹿沼土20%。
ディルの利用法
ヨーロッパ大陸では大変人気のあるハーブで、古くから薬用、料理用、にも利用されてきた。ディル独特の風味がピクルス、酢、魚などとよく合うので、欠かせないハーブのひとつである。サーモンのオイル漬けには、必ず利用される。種子は大変清涼感があり、食後3〜4粒口にするとすっきりする。
また、茎が魔女の「箒」として使われたという言い伝えもある。
■ブーケ・ガルニ
スープやシチューを煮込むとき、香味付けに使うハーブの束のこと。
魚のスープにはディル、フェンネル、パセリ、タイム、レモングラスを束ねて煮込む。
ディルの効能
芳香性健胃、駆風剤、尿分泌促進、生殖力抑制作用