パッション・フルーツの説明

パッション・フルーツ(和名:クダモノトケイソウ)
Passion fruit(Passiflora edulis)
トケイソウ科トケイソウ属 多年草

 トケイソウ属は、中南米を中心に、400種ほどが分布している。
 パッション・フルーツは、ブラジル南部が原産。つる性で、かなり大きく生長する。耐寒性はないが、日本の温暖な地域では越冬する。
 葉は緑色、大形の三出掌状で、互生する。茎の各節に巻ひげがある。初夏から夏にかけ、白色に紫色をおびた花を次々と咲かせる。花弁、雄しべ雌しべの形が、時計の文字盤に似るところから時計草、またキリスト受難の姿に似ることからパッション(受難)という名がつけられている。

パッション・フルーツの利用法

球形、卵形の果実は紫色に熟し、中に黄色っぽいゼリー状の果肉が小さい黒色の種子をつつんでいる。このゼリー状の部分を生食、ジュース、シャーベット、ゼリー、ソースなどに利用する。

パッション・フルーツの効能

老化防止、視力保持、高血圧予防、心筋梗塞予防/p>