エンダイブの説明

エンダイヴ(和名:キクヂシャ)
Endive(Cicborium endivia L.)
キク科キクニガ属 1年草

 キクニガ族は、地中海地域一帯に、10種ほどが分布する。
 エンダイヴは、地中海沿岸の東部地域が原産といわれる。
 葉は濃緑色で、形状はレタスによく似ているが、切れ込みが深い。葉に特有の苦味があり、全草に乳液を有する。草丈は20cmほどで、 薹立ちさせると、きれいな青色の花を咲かせる。
 サラダなどの生食によいが、あまり食べ過ぎないよう注意する。

エンダイブの利用法

レタスのようにそのまま収穫・利用できますが、苦みを和らげるためには、遮光したり、外葉をテープでしばったりして、10〜30日軟白してから収穫します。内側の白くてやわらかい部分を手でちぎってサラダなどに利用します。レタスにはない葉の縮みと苦みを楽しみます。外葉はクリーム煮や、ベーコンなどといため物などにします。苦みが気になるなら、砂糖を加えます。

エンダイブの効能

肝機能の促進、利尿作用、抗菌作用また血糖を下げる