チコリの説明

チコリ(和名:キクニガナ)
Chicory(Cichrium intybus)
シソ科メボウキ属 1年草

 キクニガ属は、地中海地域一帯に、10種ほどが分布する。
 チコリは、地中海沿岸地域を中心とする一帯が原産地といわれる。
 冬季、肥大化した根を掘り出し、さらに土中に埋め、軽く土寄せして芽を出させる。白菜を小型化した形によく似た芽の、葉の部分を軟白(食用部分を、土寄せしたり紙で包んだりして光や風を遮断して、白くすること)し、これを切りとり利用する。
 水分の多い歯ざわりで、独特の苦味が少々ある。サラダ、煮物によく利用する。

チコリの利用法

軟白した芽は、サラダなどにして生食。 根は、コーヒーの混ぜものに用いる。

チコリの効能

強壮作用、肝機能促進作用、血液浄化作用、消炎作用、緩下作用、抗菌作用、利尿作用、駆風作用