チャイブの説明

チャイブ(和名:エゾネギ)
Chives(Allium schoenoprasum)
ユリ科ネギ属 多年草

 ネギ属は、北半球の温帯地域に、約500種ほどが分布している。
 チャイブ(チャイブスともいう)はヨーロッパからアジアにかけての広い地域一帯が原産といわれる。
 葉は緑色、細長で中空の円柱状。鱗茎は小さく、数十本密生する。香りや味は、ネギ属の中でも、まろやかな種である。夏季には株が弱まり、時には枯死することもある。また、冬期には地上部が枯れ、球根で越冬する。

【種子】
黒色で、粒状。

【種子まきの時期】
春まき:3月下旬から5月 秋まき:9月から10月
冬季12月から3月上旬ごろまでを避ければ、随時種まき可能。夏季は涼しい場所で、冬季には暖かい場所で管理すれば、葉の利用ができる。

【鉢、プランターでの栽培方法】
鉢、プランターに直まき、または育苗する。鉢は4号から6号鉢(素焼きの深鉢が最適)、プランターは20g入りが大きさの目安。

【土の目安】
畑土または黒土50%、堆肥10%、腐葉土20%、バーミキュライトまたは中粒の鹿沼土20%。

チャイブの利用法

ベークドポテト、ポテトサラダ、スープの浮身、オムレツの具などによくあう。スープの薬味やオムレツなどに利用する。バターと混ぜてチャイブバターとしてもよい。

チャイブの効能

殺菌、食欲増進、消化促進、血圧低下