ラベンダーの説明
イングリッシュ・ラべンダーEnglish Lavender(Lavandula angustifolia)
シソ科ラバンドラ属 1年草
【種子】
黒色で、粒状。
【種子まきの時期】
春まき:4月下旬から6月 秋まき:9月から10月
冬期12月から3月上旬ごろまでを避ければ、随時種まき可能。
【鉢、プランターでの栽培方法】
鉢、プランターに直まき、または育苗する。鉢は5号から8号鉢(素焼きの深鉢が最適)、プランターは20g入りが大きさの目安。
【土の目安】
畑土または黒土45%、堆肥10%、腐葉土20%、バーミキュライトまたは中粒の鹿沼土25%。
ラベンダーの利用法
ラベンダーの芳香は、古くから香料原料、薬草、ポプリなどに利用されてきた。 食用としては、葉をマリネやシチュー、フルーツの風味付けに利用される。 ラベンダービネガーは、サラダドレッシングに合う。ビネガーに、ラベンダーの花や葉、茎を数週間漬けて作る。 花の美しい紫色を利用して、砂糖煮やゼリーの中に入れたりする。昔のイギリスの王族はラベンダーの砂糖菓子を好み、常にテーブルの上に用意されていたという。 ラベンダーの香りと殺菌作用を利用し、古代ローマ人は、入浴剤や洗濯水に利用した。今日でもその習慣が残っており、イタリアの主婦は、ラベンダーの茂みに洗濯物を干すらしい。 ラベンダーには防虫効果があるため、古くから家庭では乾燥した小枝を束にして線香にしたり、麻布の間に入れて害虫除けとして利用した。
ラベンダーの効能
頭痛・歯痛、食欲増進・消化促進、炎症、安眠・不眠症、精神疲労、イライラ、外傷、美肌・霜焼け、日焼け、軽いやけど、ニキビ、養毛