ロケットサラダの説明

ロケットサラダ(和名：キバナスズシロ)
Sweet Basil(Ocimum basilicum)
シソ科メボウキ属 １年草

　キバナスズシロ属は、地中海地域一帯からアジア南部にかけて、１０種ほどが分布している。
　ロケット・サラダは地中海沿岸地域一帯が原産で、やや耐寒性がある。
　葉は明るい緑色で、肉厚、切込みが不定の鋸歯状で、互生する。寒い時期の若い葉はロゼッタ状。草丈は８０～１００ｃｍほどで、生長するにつれ、葉は小型化する。春から初夏にかけ、うす黄色の花を咲かせる。。結実はよく、簡単に種子がとれる。また、開花は種まきの時期に応じて、あまり一定しない。

【種子】
褐色の小さい粒状。

【種子まきの時期】
春まき：３月下旬から５月　秋まき：９月から１０月
冬期１２月から３月上旬ごろまでを避ければ、随時種まき可能。

【鉢、プランターでの栽培方法】
鉢、プランターに直まき、または育苗する。鉢は５号から７号鉢（素焼きの深鉢が最適）、プランターは２０㍑入りが大きさの目安。

【土の目安】
畑土または黒土５０％、堆肥１０％、腐葉土２０％、バーミキュライトまたは中粒の鹿沼土２０％。

ロケットサラダの利用法

　全草にゴマに似た香りがあり、ピリッとした辛さがある。
　種子は採油され、カラシ油などが作られる。若葉はサラダなどの生食に最適、トマトやオリーブ油とよく合う。冬期、緑黄野菜の少なくなる時、育てて若葉を摘み利用する。

ロケットサラダの効能

食欲増進・消化促進、強壮