ブルームの説明

ジュネ(和名:ニオイエニシダ)
Broom,Genet(Cytisus scoparius)
マメ科エニシダ属 多年草

 エニシダ属は、ヨーロッパ南部を中心に10種ほどが分布している。
 ブルーム(ジュネ、ニオイエニシダともいう)は、地中海沿岸地域が原産の常緑または落葉低木
 葉は緑色で、小さい三小葉、枝先の葉は一小葉。枝は緑色で稜があり弓状に曲がる。よく枝分かれし、草丈は3mほどになる。
 初夏には葉腋に1〜2個の、芳香ある鮮黄色の花を咲かせる。2〜3年株以上になると、葉や枝が見えないくらい密に花を咲かせる。

【種子】
黒色で2mmほどの粒状。かたいので、3〜4日ほど水に浸してからまくとよい。

【種子まきの時期】
春まき:3月下旬から5月 秋まき:9月から10月

【鉢、プランターでの栽培方法】
鉢、プランターに直まき、または育苗する。鉢は5号から8号鉢(素焼きの深鉢が最適)、プランターは20g入りが大きさの目安。

【土の目安】
畑土または黒土50%、堆肥10%、腐葉土20%、バーミキュライトまたは中粒の鹿沼土20%。

ブルームの利用法

 ジュネはフランスを中心に、花を採集し精油抽出をしている。
 この精油は、花精油の中でも、高級化粧品用として大変高い人気がある。

ブルームの効能

心機能の正常化(毒が強いため一般の人が服用するのは危険です。)