セージの説明
コモン・セージ(和名:ヤクヨウサルビア)Common Sage(Salvia officinalis)
シソ科アキギリ属 多年草
【種子】
黒褐色で、2mmほどの粒状。
【種子まきの時期】
春まき:3月下旬から5月 秋まき:9月から10月
冬季12月から3月上旬ごろまでを避ければ、随時種まき可能。
【鉢、プランターでの栽培方法】
鉢、プランターに直まき、または育苗する。鉢は5号から8号鉢(素焼きの深鉢が最適)、プランターは20リットル入りが大きさの目安。
【土の目安】
畑土または黒土50%、堆肥10%、腐葉土20%、バーミキュライトまたは中粒の鹿沼土20%。
セージの利用法
セージには強い芳香がある。この芳香が、魚介類や肉類の臭み消しに効果を発揮する。特に脂肪の臭いを消す効果が抜群のため、豚肉や挽肉料理などには最適である。その中でも、ソーセージには欠かせないスパイスで、ソーセージの名前の由来も、ソー(豚肉・豚肉の塩漬)+セージからきている。
セージのパウダーまたは乾燥させた葉は、挽肉料理やレバーなどのマリネに利用し、ブロック肉の場合は、葉や小枝を突き刺して調理する。セージの芳香は強いため、使い過ぎには注意する。■ブーケ・ガルニ
スープやシチューを煮込むとき、香味付けに使うハーブの束のこと。
肉のスープにはタイム、セイジ、パセリ、ベイリーフ、ローズマリーを束ねて煮込む。肉の臭みを消してくれる。細かく刻んでひき肉に混ぜて使うとおいしい。脂肪分の多い肉の時に使うといい。
セージの効能
せき・気管支炎、食欲増進・消化促進、生理不順、炎症、強壮、精神疲労、養毛、記憶力増進、老化防止